遠藤賢 作「湯の台から月山を望む」

遠藤賢 作『湯の台から月山を望む』

『つたや肘折ホテル』のフロント脇に飾られている油絵『湯の台から月山を望む』は、元山形大学教授・遠藤賢さんの筆によるもの。『湯の台高原』は肘折温泉の玄関口で、山形を代表する霊山・月山、葉山、鳥海山を一望することができる、県内屈指のビュースポットです。油絵は元々、山形市内で旅館を営んでいた後藤又兵衛さんが所蔵していましたが、後藤さんが旅館業をたたむことになり、友人だった肘折ホテルのご主人・柿崎繁雄さんに絵を譲ったのだそうです。その後、山形市で個展が開催されたとき、この絵も肘折から出展されましたが、会場で偶然に出会った遠藤さんに、遠藤賢 作「湯の台から月山を望む」柿崎さんはこの絵がたどった経緯を詳しくお話したそうです。以来、画伯はホテルのお客様として、肘折温泉に度々足を運んでくださっています。絵によって結ばれたご縁ですね。