全国でも有数の豪雪地帯として知られる肘折では、毎年冬になると巨大な雪だるま『おおくら君』がお目見えします。肘折温泉近くの湯の台スキー場でまだ全国ラングラウフスキー大会を開催していた頃、このおおくら君が誕生しました。この雪深い肘折で、雪を使って何かできないものだろうかという発想から始まったもので、十日間にも及ぶ作業を経て完成した高さ29.43mの巨大雪だるま第1世は平成7年ギネスブックに記録を残しました。毎年顔が違うのが特徴的です。現在は毎年3月の『おおくら雪ものがたり』の会場となる肘折いでゆ館前に披露され、冬の花火大会や幻想雪回廊などの催しがあり雪国ならではのイベントがお楽しみいただけます。このおおくら君を型どったそばクッキーもお土産品として人気を集めています。平成25年3月現在おおくら君19世となりました。