新緑の朝日台
肘折の自然は、観る場所、観る季節によって様々な表情の変化を楽しませてくれます。なかでも『朝日台』は、天然自然の宝庫で、『四季の宿 松屋』の若旦那・高山茂さんは、ジョギングのコースに朝日台を入れているそうです。「新緑の5月がいちばん綺麗な季節です。とくに早朝がいい。朝霧の中に見える風景はすごく神秘的ですよ」と教えてくれました。旧肘折小中学校から続く山道を15分くらい登ると、眼前に高台の朝日台が開けます。朝日台には「明大グランド」があり、かつては明治大学アメリカンフットボール部が合宿をおこなっていました。さらに古くは霊峰月山に続く登山口として、多くの修験者が通った道でもあります。また、元々農地だったこの土地には豊富な湧き水もあり、カモもオシドリも現れ、訪れる人々を驚かせるのだそうです。