肘折温泉の基盤をつくった「柿崎茂雄さん」

肘折温泉の基盤をつくった『柿崎繁雄さん』

柿崎繁雄さんは『つたや肘折ホテル』の元ご主人。現在は息子の柿崎雄一さんが後を継いでいますが、現役の頃は日本各地を飛びまわっていた柿崎繁雄さん。当時を知る女将さんは「いつもスーツを着てね。旅館にはほとんどいなかったよ」というお話。大蔵村全体の発展のために、観光協会会長や教育委員長、村議会議員などの重責を担ってきました。また、地元では33年間にわたり温泉組合長を勤め、現在の近代的な湯治場としての肘折温泉の基盤をつくった功労者です。繁雄さんは今年80歳を迎えましたが、そのバイタリティーは衰え知らず。大蔵村の老人クラブの会長として、これまた忙しい日々を過ごしているのだとか。肘折温泉の基盤をつくった「柿崎茂雄さん」