肘折温泉を愛した歌人たち

肘折温泉を愛した歌人たち

肘折温泉には、歌聖・斎藤茂吉をはじめ、多くの歌人や俳人が足跡を残しています。茂吉を肘折への旅に招いたのは、大石田出身でアララギ派の歌人・板垣家子夫でした。その他、福岡市博多に生まれた歌人・鹿児島寿蔵や、結城哀草果なども肘折温泉を訪れています。『松井旅館』には斉藤茂吉が肘折で詠んだ句の短冊が展示され、歌にまつわる話などを聞く事もできます。歌や俳句に関わらず肘折には多くの作家や画家が訪れています。湯治をしながら肘折の豊かな自然に身をひたして、たくさんの優れた芸術作品を温泉街に残しています。肘折温泉を愛した歌人たち