肘折の歴史を聞くなら「ほてい屋のおばあちゃんと若旦那(孫)」

肘折の歴史を聞くなら『ほてい屋のおばあちゃんと若旦那(孫)』

お饅頭が香る温泉街の商店『ほてい屋』の斉藤傳(つたえ)さんは平成30年で94歳。若い頃から肘折の古老達に、たくさんの昔話を教えられたそうです。そんな傳さんは昔、突然お店にやってきた白装束の行者から、「地蔵倉への道の途中にあるお地蔵様と山姥様を守ってほしい」と頼まれ、以来70年、掃除とお参りを続けてきました。平成19年に山姥様は忽然と姿を消してしまいましたが、お地蔵様の管理は孫の栄輝さんが、引き継いでいます。栄輝さんも肘折温泉が大好きで、地元有志の「肘折歴史研究会」を設立し、肘折の伝統文化や歴史を再発掘し、SNSや会報を通じて地区内外に発信しています。肘折の歴史を聞くなら「ほてい屋のおばあちゃん」