温泉街の若い力『肘折青年団』
青年団は『三十六人衆』などの〈講〉とは異なり、地区在住の20代~40才までで構成される緩やかな集団で、地域のイベントを盛り上げてくれる頼もしい存在。ここ数年は都会からUターンしてくる若者が増え、その活動もエネルギッシュになってきました。帰郷した青年団メンバーに話を聞いてみると「生まれ育った肘折が好き。この村を元気にしたい」「湯治場の魅力を若い人にもアピールしたい」と、郷里のために働きたいという熱い想いが伝わってきます。「若いやつらがいるとね、こっちも張り合いが出るんだよね」とは、つたや肘折ホテルのご主人・柿崎雄一さんの談。若者たちの良き相談役として青年団の活動を応援しています。先人達に教わることは多々あれど、元気な肘折青年団の存在は地域にとって宝もの。今後の彼らの街づくりに注目してください。