豪雪を楽しむ2つのイベント

豪雪を楽しむ2つのイベント

肘折の冬は白銀の世界。1日に1メートルも雪が積もることもあるそうです。昭和40年ごろからはじまった除雪機での除雪作業は、日に何度も行われる大変な仕事。肘折の生活にとって、豪雪はたいへんな厄介物…ではあるのですが、雪を知らない地域のお客さまにとって、高い雪の壁や、雪おろしの風景は「凄い!」と感動していただける風物詩なのです。湯治客のなかには、肘折の雪を体感するため、あえて冬に来る方も少なくありません。そんなお客さまを楽しませるために、冬期に開催される『雪あかりまつり』や『おおくら雪ものがたり』は、オリジナル雪灯ろうや、巨大な雪だるま、大花火大会で雪を幻想的に演出しています。生活するには厄介な雪を、幻想的な光の世界に変えるこの2つのイベントは、大花火大会お客さまはもちろん、地元の人からも好評です。巨大雪ダルマの『おおくら君』は、昨年からはいでゆ館前の広場で披露されています。