のぞみを継ぐ「肘折希望大橋」

のぞみを継ぐ「肘折希望大橋」

平成24年春の大規模な地滑りによって寸断された、国道458号と肘折温泉を結ぶ県道に架けられた桟道橋は、「肘折希望(のぞみ)大橋」と名付けられました。
同年8月中旬に着工し、年内の開通にこぎつける為工事は急ピッチで進められました。10月末からは24時間態勢となり、雪の降る厳しい状況の中での大工事。住人達は全国から集まった作業員の方々に手を合わせたいような気持で工事を見守りました。
全長240メートルの肘折希望大橋はS字カーブの形状で、「鋼製ラーメン桟道橋」としては国内最大級だそうです。ドイツ語で「骨組み」を意味する「ラーメン」にあやかって大蔵米粉麺も開発されました。
平成25年5月からは橋の本工事がのぞみを継ぐ「肘折希望大橋」始まりました。その名の通り肘折温泉に希望をもたらしてくれる肘折希望大橋の本開通は平成25年11月末の予定です。