県道崩落に揺れた肘折温泉

県道崩落に揺れた肘折温泉

2012年4月10日、肘折トンネルと肘折温泉を結ぶ県道57号線、見晴らしのよいビュースポットを過ぎた大きなヘアピンカーブで地すべりが発生しました。当初は片側交互通行できたものの、更なる崩落の可能性があるとして、4月21日から崩落箇所を全面通行止めとし、肘折温泉へは塩地区から県道331号を除雪して迂回路を確保しました。5月13日には地すべり箇所で予想されていた大きな崩落が発生。小松渕の水位が上昇したものの、大きな被害には至りませんでした。しかし、この崩落がお客様の足に大きく影響。迂回路のマップ制作や車載ムービーなども公開しました。迂回路は片側交互通行の区間があり、幅員も狭いため不便ではありますが、月山や肘折カルデラを一望できるスポットもあります。県道崩落に揺れた肘折温泉崩落した箇所には「肘折希望大橋」を建設。また地すべり発生時に迅速な対応をしたことで肘折地区が国から表彰を受けています。